副市長に経済産業省から中嶋重光さん
行政のスリム化に逆行の職員定数条例
開催日:2012年3月6日~
平成24年度一般会計当初予算や特別会計予算、新庁舎建設基金条例などを審議する定例議会は、3月6日開会、26日閉会の21日間開かれた。
近い将来予想されている南海地震対策や総合計画2年目の関連事業など盛り込まれた予算審議が重要な案件であった。消防署所の再編計画のうち、長浜・春野地域をカバーする南部分署の用地取得を行い、26年度開所を目指し、浦戸分団屯所は高台へ移転することになりました。消防救急無線のデジタル化に取組み、凍結していた水道事業での送水管二重化工事を再開することにした。
新図書館等複合施設事業については、実施計画に取り掛かり、平成27年度開館を目指すことになった。
また、中山間地域では公共交通対策として新たなデマンド型乗合交通の実証実験が鏡や土佐山地区で実施される。
また、職員定数条例の一部改正では、上限を2,860人とする改正案に対して、「市民130人に職員1人を」とする考えからは後退する者だとして、川村市議も加わっている新こうち未来は再考を促すために継続動議を発しました。
また、議会最終日に追加提案のあった副市長には経済産業省から出向していた安藤副市長に替わり、同省の中嶋重光さんが選任同意されました。